2016年9月23日 (金)

アンドゥイエット

みゅう弟です。

兄貴が好きだった食べ物、アンドゥイエット。

パリに行った時にその話を聞いてから6年越しで始めて食べました。

美味しかった!いかにも兄貴が好きそうな食べ物。他のお店や本場パリのも食べてみたいなぁ。





| | コメント (0)

2009年6月 6日 (土)

ようなもん

みゅう弟です。

赤羽への引越しが決まり、準備のため十条の家へ。

調子が悪い兄貴は昼飯は要らないというので一人で外で食べることに。十条の、貧乏くさいけどうまい食べ物はないかと兄貴のお勧めを聞いてみたけどなかなか決まりませんでした。僕はふと兄貴のブログの記事を思い出し、「そうだ、あのカレー食べてみよう!」。

兄貴は「おぉ、いいねぇ。感想教えてよ。」と言って妙に喜んでいました。


店に入りカレーライスを注文。やる気の無さそうな爺さんがおもむろに調理を始めました。レシピは兄貴の言うとおり、とてもカレーライスを作っているようには見えません。

出来上がり。


Photo





※画像はイメージです。ネット検索で似た感じのものをさがして見ました。



恐る恐る食べてみると、それはどう贔屓目に見てもカレーライスではなく、「カレーライスのようなもん」でした。もう少し言うと、具がたまねぎと豚肉だけのカレー味の中華丼に似たぶっ掛けご飯でした。おまけに福神漬けは無く、小皿にきゅうりと大根のぬか漬けが出てきました。

でも、意外と旨い。

僕は、「これをおいしいと感じてしまって本当にいいのだろうか?」と自問自答をしながらも完食。


部屋に帰って兄貴の報告すると、「えぇっ?!うまいの?」と驚いた後、笑って嬉しそうでした。

ごちそうさまでした。

| | コメント (0)

2008年4月 7日 (月)

山羊の体のスープ(4)

客層は9割は現地の人、作業着を着た人が多く仕事の途中という人が多いようです。あとの1割はぼくのような観光客です。とくにチェックするつもりもなかったんだけど、みなさんが注文する声、店員さんが料理をもってきて「○○のお客さんは・・・・・・」という声をなんとなく聞いていました。そして気づいたのは

だれも山羊を食ってない!

ここは山羊料理の店、山羊がうりものの店じゃなかったのか!

みなさんが食べているのは牛汁か八重山そば。テーブル席のほうでもおなじ状況です。店に入ったのは12時すぎ、12時半ごろにはいっぱいになりもうひと回転ぐらいするのかなと思っていたら、1時すぎにはお客さんはほとんどいなくなっていました。けっきょく気づいた範囲ではほかに山羊汁をたのんだ人はいなかったのです。

なんで山羊汁の店に来てみんな山羊汁をたのまないんだ?

金城さんいがいにも何人か山羊汁好きだという運転手さんにたずねてみましたが、こたえは単純でした。

「山羊は高いからね」

そう、山羊肉は本来めでたいときだけに食べられる貴重な肉。よーするに高いのです。

一休のランチメニューでも牛汁ライス付が650円、牛そば550円、八重山そば大が400円に対し山羊汁単品が1,250円、山羊そばが800円です。それに一休は山羊汁以外のメニューもかなりうまいので、ちょっと遠くからでも車で来る価値もあるということのようです。たしかに夜のメニューでも山羊刺しは予約制だし、ゴーヤチャーハンがいちばん人気だったりして、どちらかというと山羊もあるおいしい島料理の店という感じです。

金城さんにいわせると石垣では一休いがいの山羊汁は「だめさあ」なのですが、人の話を素直にきかないわたしは金城さんにくいさがり、ほかの「だめさあ」の店を案内してもらいました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年4月 3日 (木)

山羊の体のスープ(3)

「一休」はテーブルと座敷で60席はありそうなけっこう大きな店です。わたしは座敷のすみっこに案内され、迷うことなく単品の山羊汁をたのみ、地元の泡盛請福を水割りでちびちびとなめながらまわりをきょろきょろと観察していました。

石垣には泡盛メーカーが5つありますがこの請福をいちばんよく見かけます。わたしの口にもいちばん合うようです。なにより安いしね。石垣のスーパーで感動したもののひとつが泡盛のコーナーです。お酒の売り場にはもちろん日本酒・ウィスキー・ワイン・泡盛以外の焼酎なんでも置いてありますがなんといっても泡盛がいちばん広いスペースを占めています。そして泡盛でも一升瓶入り、それも一升瓶2本をセットにしたものがいちばんたくさん並んでいます。これにもちょっとは驚きましたが、これぐらいまでは「やっぱりみんな泡盛をたくさん飲むんだなあ、いやあ、いいところだ」というぐらいの感想でまあ想定していた範囲のことでした。

東京で焼酎を買う場合は4合瓶がいちばん多くたまに一升瓶があることあったりするぐらいだと思います(ホワイトリカー4リットルなんてのもあったりしますがそーいうのは置いといて)。ところがこちらでは泡盛の各ブランドが一升瓶・4合瓶以外に2合瓶・3合瓶、メーカーによっては1合(よーするにワンカップサイズね)まで用意して顧客つまり酒飲みのニーズにきめ細かく対応しているのです。

盛り場ではなく住宅街にぽつんぽつんとあるふつーの定食屋とか沖縄そば屋でひとりで酒を飲んでる人をよく見かけます。東京の居酒屋であればチューハイやホッピーを一杯単位で飲むとかボトルをキープするというのが多いわけですがこちらでは基本は飲みきりです。もちろん飲みきれなかったら持って帰ることはできますが基本は一本飲みきる。

もちろん4合だってひと晩で飲みきってしまうという人はたくさんいます。しかし、いくら沖縄、いくら石垣といってもそんな立派な人ばかりではありません。「ひとりでは2合がいいとこだなあ」とか「二人でも4合は飲みきれないよ」とか人それぞれなのです。4合瓶というのは持って帰るにはけっこううっとおしいサイズです。帰り道ちょっと飲みたくなって駅の片隅や公園でラッパ飲みなどしていると「ああ、おれは人間のくずなんじゃないか」といらぬ反省をさせられてしまうようなよけいなお世話なサイズです。

そこでこの泡盛2合瓶・3合瓶の登場です。一本飲みきったという心地よい達成感、道端で飲んでいても遠目にはペットボトルかなぐらいにしか見えないサイズ。これこそまさにカスタマー・サティスファクションを体現したサービスといえるのではないでしょうか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年3月26日 (水)

山羊の体のスープ(2)

石垣で山羊汁についていろいろと教えてくれたのはタクシー運転手の金城さんで、などと書くとなんかうそくさいけどほんとうです。

石垣でいちばん多い名字は大浜さんらしいけどもちろん金城さんもたくさんいます。近所を歩いていると具志堅さんのとなりに伊良部さんという表札が並んでいたり、ローカル番組のスタッフロールを見ていて渡嘉敷さんとか比嘉さん照屋さんなんていう名前が並んでいたりすると、ああ沖縄だあ、となんだかうれしくなったりします。

その金城さんですが、出身は沖縄本島の北の方の小さな村です。子どものころは祝い事があると山羊を一頭つぶして集落のみんなが集まりやぎ鍋を囲む習慣がありました。金城さんもそれがいつも楽しみで今でも山羊は大好物だったそうです。金城さんは30代なかばぐらい、今でも村にその習慣が残っているかどうかはよく分からないということです。

金城さんの車に乗ったのは、レベッカさんもコメントで紹介してくれた「一休」に最初に行ったときの帰りです。「一休」は市街地からちょっと離れたところにあるので車じゃないと行けません。石垣には電車はなくバスが通る路線も本数も少ないので、旅行者はだいたいレンタカーかタクシーを利用します。ぼくはそうしょっちゅう出歩くわけでもないし足が不自由で急ブレーキとかに不安もあるのでレンタカーは使わず、行けるところには160円のバスで、それ以外は初乗り390円のタクシーを使っています。どうしてもタクシーの運転手さんから情報を収集することが多くなるのです。

金城さんに石垣では山羊はどうかときくと基本的には「だめさあ」ということなんだけど、それでも「一休」だけはまだましで、毎週末には同じ村出身の仲間が集まって「一休」で山羊を食べながら酒を飲むのだそうです。

かつて石垣には山羊汁のおいしい店が4軒あったのが、今ではまともなのは「一休」だけになってしまったということです。一軒は店じたいがなくなり一軒は山羊汁をやめてしまい、もう一軒は営業時間が不規則で山羊汁も出したり出さなかったりで金城さんにも実態がつかめないということでした。

で、「一休」ですが、わたしが最初にこの店に行ったのはランチタイムでした。そして、そこでわたしは驚くべき光景を目にすることになるのです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年3月24日 (月)

山羊の体のスープ(1)

今回、寒さを逃れていく先に石垣を選んだのにはいくつか理由はありましたが、ひとつ大きかったのは食べるものが大丈夫だろうなとおもったことでした。食道および腸閉塞の手術によって食べられるものがかなり限られてしまっているのに加え、抗がん剤の影響が大きいんだろうけど味覚が過敏になっているところがあって食べられないものがずいぶん増えてきています。もともと大好きだったものがぜんぜん食べられなくなったり、それがある時期また大丈夫になったりまた駄目になったり、そんなことをくりかえしていて自分でもいま何だったら大丈夫なのか食べてみないと分からないという状態が続いているなかで、沖縄料理だったらまあ大丈夫だろう、沖縄の食べ物だったらかなり体が弱っていても食べられるだろう、という別に根拠はない自信がなんとなっくあったからです。

もともと田舎がない子だったので日本の地方で長く暮らすという経験がなく、その自信もあまりありませんでした。ただ、仕事であちこち行った感触から北海道か沖縄ならなんとかなるんじゃないか、というばくぜんとしたイメージはありました。北海道の場合は、これが北海道料理だというはっきりしたものがあるわけじゃないんだけど、どこに行ってなにを食べてもうまい、そんな印象があります。

いっぽう沖縄は、ぶたの足、耳、内臓、ゴーヤ・・・・・・というかなりありきたりな沖縄のイメージではあるけれど、沖縄のひとがそんなもんばかり食べてるわけじゃないことは知ってるけど、でもそーいう食材だったらどう料理してもかなりうれしい、そんなわたしなのであります。

で、そんなわたしがそんな沖縄料理のなかでもいちばんうれしいのが山羊汁なのです。

ここ数年は(っていうかもう10年以上になるのかな)沖縄ブームということらしく、東京でも沖縄料理の店は星の数ほどあるわけですが、山羊汁を出す店はあまりないようです。じっさい那覇周辺でも山羊汁を出すところはかなり減っているという話もききました。よーするに山羊汁を出しても誰もよろこばないんだよね。東京で沖縄料理店をやっているような沖縄出身の人でももう子どもの頃から山羊汁なんて食べたことないというひとが多いみたいだし。

石垣でもそれは同じで、というか沖縄本島よりも条件が悪いだろういうことは来る前からそれなりに分かっていました。去年ちょろっと石垣に来たときにはいちどだけ山羊汁と遭遇できたわけですが、ネットで調べても地元の人にきいても出てくる名前は限られた数店だけでした。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年4月26日 (木)

悲しい出来事

Rimg0015
ことし二番目の冷やし中華。すげえまずかった。

そんで、この店ですごかったのがカレーライス。あとから来た常連風のおっさんがたのんだのでなにげなく見てたんだけどとにかくレシピがすごい。

まずたまねぎをさくさくっと5ミリぐらいのスライス5枚ぐらいに切って炒める。その炒めている間に今度は肉をぶつぶつっとやはり5つぐらい切ってまた炒める。ここまで調味料はなし。次に片栗粉を水で溶いて入れる。最後にでかい缶からカレー粉をざばっと入れてかき混ぜる。以上である。カレー粉以外には何も入れない。それをライスにかけてカレーライスいっちょう上がりである。

さすがに写真は撮らなかったけど、見た目はまあ昔のスキー場やドライブインで出てきたようなカレーにこんなのがあったかなという感じ。最近ではさすがにそんなひどいのは見かけないけどな。おっさんは文句も言わず黙って食っている。味は食わなくても想像つくよな。これに比べたら冷やし中華なんかちょー手間をかけた方だろう。

ちなみに冷やし中華は800円で、カレーライスが750円でした。

武士の情けで店はばらさずにおいてやるけど、けっこう古い中華料理店だからもう何十年もこれでやってきてるんだろう。実はこの店は二年ぐらい前、十条に引っ越してきたばかりの時にいちどラーメンを食ってすげえまずかったのは覚えてたんだけど、ちょっと歩き回って福しん以外で冷やし中華を始めてるのがここだけだったのでついつい入ってしまったのです。ほんと学習しないよなあ。

冷やし中華がまずかったことよりも、まずいことが分かっているのにこの店に入ってしまった自分が悲しいのでした。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年4月22日 (日)

去年の夏

Rimg0014 ことし初の冷やし中華を食べてきました。

福しん(日高屋より安いラーメンチェーン、ラーメンが日高屋は390円で福しんは380円。十条銀座では日高屋と福しんが向かい合って営業している)の冷やしそば480円だったけど、なんかクロレラ入りとかいう緑色の麺でちょっと気持ち悪かったけど、ゴマだれだったけど、けっこうおいしかった。

去年最初の冷やし中華は病院食で、8月だったのを思い出してしまった。あれもおいしゅうございました。がんにかかった人がよく、「毎年春になって桜を見るたびに、ああまた一年生きられたと感じる」なんてこと言うんだけど、おれの場合は冷やし中華だ。風情がなくてごめんね。

明日から2ヶ月ぶりの検査です

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年3月30日 (木)

血の話(2)

血の話の続きです。血を400ml抜いたので、これで咽喉の通りがよかったら病院を抜け出し新橋あたりまで行って、「とりあえずレバを塩で五本とレバ刺しかな」という話になるわけですが、そうはうまくいかないわけで、そうはうまくいかないときほど、そうはうまくいってほしいという欲望が強くなるわけです。点滴で栄養は取ってるので、食道以外はとっても健康で食欲はあるけどなんにも食べられない状態のなか、妄想をふくらませる時間だけはたっぷりあるので、こうなると食べたいものが次々と浮かんできて、「とりあえず咽喉の通りがよくなったら食べてやるぞ」というものが次々とリストアップされてくるここ数日なのです。

とりあえず血つながりで浮かんできたトップがフランスのブーダン・ノワール。これは豚の血と油を腸の袋につめたソーセージで、下町の安いビストロなどではよく見かける定番メニューです。ああ血の固まりを食べているなあ、とドラキュラ気分を感じさせてくれる吸血料理。私が一時暮らしていた田舎の市場では、養豚農家の人が、今シメてきましたあ、という感じの湯気がたっているような豚の血がたっぷりのたらいを前にして、このブーダンを作りながら売っていたのですが、これがハーブを何種類か入れたものでとにかく絶品。しばらくはまったものでした。最近は日本のフレンチでもけっこう出すところがあるようなので、ぜひ行ってみたいところです。

そしてこれもいっておきたいのが、韓国料理のソンジクク。固めた牛の血を入れたスープですが、二日酔いのときに最適です。食べていくと、血の固まりがいろいろなスパイスといっしょになって、胃の壁からそのまま滋養として全身にしみとおっていってるなあ、と感じられる健康食。ほどよい辛さで汗もかいて、さあこれからがんがん酒が飲めるぞ、という・・・・・・

あとは中国の血豆腐とかいろいろ思い浮かんできたのですが、だんだん空しくなってきたのでこのへんで(^^;

| | コメント (4) | トラックバック (0)