三浦真司の居場所 5 <家族>
みゅう弟です。
最後はここだったようです。
僕の家族と一緒にいる時間が楽しかったようです。
自分では人生において自分の家庭を持たなかった。でも僕の家族と一緒にいるときは、僕のかみさんは自分の嫁でもないし、僕の息子も自分の子供ではないけれど、自分の家族と一緒にいるように感じていてくれたようです。
そして、辛く苦しいガンとの付き合いの中で、そんなことを忘れさせてくれる楽しい時間だったようです。
前述の記事でかみさんも書いているけれど、僕らの楽しい時間が兄貴の苦しみと引き換えになっていることは、とても手放しで喜べることではないし、そんな時間がなくてもいいので兄貴が元気であったほうがよっぽどいい。
ただそんな中で兄貴が僕らの家族の一員であると思うことができ、一緒に楽しい時間が持てていたということは、僕らにとっても救いにはなっています。
兄貴の最後の居場所は「家族」だったようです。どうもありがとう。
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