三浦真司の仕事 番外編
みゅう弟です。
今年の3月、出版翻訳ネットワークの方からメールを頂きました。(葬儀の時には弔電も頂いておりました。ありがとうございました。)
内容は、兄貴が下訳に携わった本が出版され、下訳料の支払いとこの本を送付したい、とのことでした。(ケースバイケースのようですが、翻訳の世界では、翻訳の前に下訳という作業があり、それぞれ分業されていることを始めて知りました。)
この本の話は、兄貴からは全く聞いていなかったのでとても驚いたのと律儀にこのご連絡をしていただいた出版翻訳ネットワークの管理人さんに大変感謝をいたしました。
最初は辞退しようかとも考えたのですが、兄貴の、対価のある最後の仕事だったので、下訳料はいただくことに致しました。
『生き物たちは3/4が好き』
(ジョン・ホイットフィールド著 野中香方子訳 化学同人)
食道全摘出手術が決まる直前までやっていたようです。手術後は対応ができなくなるだろうと考え、連絡用の掲示板で下記のように書き込んで辞退させていただいたようです。
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8章後半2稿アップしました。中途半端ですが申し訳ありません。6月ぐらいまでは大丈夫かなと思ってこのチーム翻訳に参加したのですが、今の段階でも今月末ぐらいまではたぶん大丈夫なんですが、でも、みなさんに御迷惑をかけそうになってきたのでこのあたりで戦線離脱というか敵前逃亡させていただきます。ちょっと読みが甘かったようです。あとは余計なことは言いませんが、よろしくお願いします。 -- みゅう {2007-05-12 (土) 23:51:26}
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あくまでも下訳なので実際の書籍には兄貴の名前は何もクレジットされてはいませんが、担当したのは4章と8章のふたつ。出版翻訳ネットワークの方からは「その他の章のチェックにも必ず入っていただいたので、
大変助かりました。」とコメントを頂きました。
出版翻訳ネットワークの皆様、管理人様、本当にありがとうございました。
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コメント
出版翻訳ネットワーク管理人です。その節はお世話になりました。
投稿: 出版翻訳ネットワーク管理人 | 2009年9月24日 (木) 11時34分
>出版翻訳ネットワーク管理人さま
コメントありがとうございます。遅くなりましたがやっと記事を載せられました。いろいろとありがとうございました。
くれぐれもお体にはお気をつけて。
投稿: みゅう弟 | 2009年9月25日 (金) 00時15分