« 7th Floor | トップページ | 三浦真司の仕事 3 »

2009年9月16日 (水)

仏日豪

みゅう弟です。

フランスとオーストラリアが好きでした。

日本を離れ約5年間のパリでの生活。質素ではあるけれど、とても穏やかでゆったりとした生活の中、心豊かに生きていくことができていたようです。

パリに行く以前から、いずれはフランスかオーストラリアに永住しようと思っていたようです。まずはフランスに住んでみて、次にオーストラリアに住んでみて、両方比べて自分に合う方にしようと考えていたようです。

パリでの暮らしに一区切りをつけ、東京に戻って来てからオーストラリアに行く準備をしようとしていました。そんな矢先に食道がんになってしまったのです。

赤羽での生活が始まってからのある日、かつてTVの取材で訪れたオーストラリアのとあるホテルのホームページを見ながら、その時のことを話だしました。「もうだいぶ変わっちゃったみたいだけど、また、行ってみてぇなぁ。」と。

その時には、僕の休職はもう決まっていたので本気で連れて行こうと思ったのですが、この頃になると体力の低下も著しく、点滴やら緊急時の対応やら諸々考えるとやはり不可能であると判断せざるを得ませんでした。

兄貴の暮らしたパリの町、オーストラリアのホテル。いつか僕は訪れるはずです。

|

« 7th Floor | トップページ | 三浦真司の仕事 3 »

コメント

三浦真司オーストラリア移住計画担当のアミーゴです。「アミーゴ」というブログ名は、88年頃彼とオーストラリアのオパール鉱山に行った時に出会って取材したオパール堀師のニックネームで、その人はオパールを探して散々地中を掘った挙句に何も見つからず、ヤケクソになって今度は掘り出した岩を使ってその地下トンネルの上に自力で(手だけで)お城を建てているスペインから移住した毛深いお兄さんの名前です。http://www.igougo.com/attractions-reviews-b99054-Lightning_Ridge-Amigos_castle.html
そのアミーゴの人生にとても憧れていたようで「ライトニングリッジでオパールを掘って生きて行くのもいい」とかなり本気の発言をしていたのを今でも覚えています。病気になっていなくなってしまった今、あの時、さっさと移住して本当にオパールでも掘って生きていたら、今頃姫路城位のを自力で建てていたかもしれないと思うとひどく悔やまれます。

投稿: アミーゴ | 2009年9月25日 (金) 00時25分

>アミーゴさま

おぉ、ご担当だったのですね(笑)。

しかしこの人すごい、本当にお城ですね。黒板五郎よりもすごい!


やろうと思っていて出来なかった事は沢山あったのかもしれないけれど、本人は自分の人生を悔いてはいなかったのでご安心を。

投稿: みゅう弟 | 2009年9月26日 (土) 11時29分

この記事へのコメントは終了しました。

« 7th Floor | トップページ | 三浦真司の仕事 3 »