引越しとバイク
みゅう弟です。
2008年8月20日、十条から赤羽に引越しをしました。まだホテル滞在中なので本格的なここでの生活は、ホテルをチェックアウトしてからになります。
荷物もそう多くはないので、引越し屋さんの荷運び自体は大して時間は掛かりませんでした。荷解きは大物のみにし、諸々細かいところはチェックアウトしてからということに。それでも体力の落ちている兄貴はへとへとに疲れてしまいホテルに帰りました。
ホテルに帰ってからどうしても気になったのがバイクのこと。バイクはこの日まだ引越しをしていませんでした。精神不安が顕著に出るようになってからは、何か気になることがあると、それがたとえどんな小さなことでも、「気になること」がどんどん増幅していって大きな不安や、パニックにまで発展してしまっていました。
翌日、兄貴は自分でバイクに乗って十条の駐輪場から赤羽の家まで移動することに。
ここで予想外のアクシデント。しばらくの間乗っていなかったバイクのバッテリーが上がってしまったのです。途中一度だけエンジンは掛かったのですが結局は止まってしまいました。近隣の車整備工場やバイクさんに事情を説明し来てもらうおうとしましたがそれもNG。一度駐輪場から出してしまったこの鉄の塊を今度は押して戻さなければなりません。僕はバイクの免許などなくバイクの取り回しは全然出来なかったので兄貴が自分でやると。ガリガリにやせ細ってしまって力が全くない兄貴にとってこれを戻すのは至難の業。あれこれ試すうちにバイクを倒してしまい自分も転んでしまいました。最後は結局僕がやり方を教わりながら元に戻しました。
バイクの取り回しで倒してしまったことがかなり大きなショックだったようです。この日兄貴はバイクに乗ることを諦めたようです。
次の日、業者を手配しバッテリー交換、バイク移動をしました。もう乗れなくなってしまったそのバイクは知人の息子さんに差し上げることにしました。
HONDA CB400 Super Four
1992年
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コメント
バイクで事故にあってから、バイクはあんまり好きじゃないのかと思ってました。
変わらずに愛していたんですね。
事故にあったのがきっかけで、やがてパリに行くことになった、と以前話してました。いろいろやり直すことにした、て。
バイクは彼の中で最後まで大事な友達だったんですね。
昨夜、かつて彼と行ったことのある渋谷の焼鳥屋さんに行きました。
10年くらい経っているのに、びっくりするくらい変わっていなかった。
投稿: takako | 2009年8月26日 (水) 11時05分
>takakoさま
あの男は懲りない奴です。あの事故の時、本人がベッドから動けないというので同室の方が代わりに電話連絡をくれました。よっぽどの大事故かと思い病院へ駆けつけると、人の心配をよそに、ベッドの上でバイク雑誌をニヤニヤしながら読んでいました。僕らに気付くとあわてて仕舞い込んでいましたが、僕は見逃しませんでした。アホ!(笑)。
何時どんなタイミングで書いたのかは分かりませんが、ミクシイ(これも<みゅう>です)の自己紹介には「最後に残るのはやっぱりエレキとバイクだなあ、と思う今日このごろです。」と書いてあります。ちなみに趣味の欄には「お酒」と書いてあります(汗)。
投稿: みゅう弟 | 2009年8月27日 (木) 00時02分
オーストラリアに来た時、ハーレーディビッドソンを借りられて、世界で一番白い砂浜のビーチに行かれました。それはまるで車の上に人が乗っかって進んでいるようでした。
投稿: アミーゴ | 2009年9月 2日 (水) 15時17分
>アミーゴさま
そうですか。そんな楽しそうなことをして遊んでいたんですね。体が不自由になるにつれて、バイクに乗ることは「自由になれる」行為だったので、以前にも増して気分転換にはとても良かったようです。
投稿: みゅう弟 | 2009年9月 4日 (金) 14時35分