卓越した医療チーム 4
みゅう弟です。
<縦連携1>
この病院、他部門との連携がしっかりと行われていると前述したが、縦の連携もしっかりしている。これは大きく分けて二つの重要なファクターがある。「治療方針・対処方針の徹底」と「エスカレーション&フィードバック」である。これが部長から現場のナースまで縦のラインでしっかりと行われている。
「治療方針・対処方針の徹底」
「えっ?○○先生はこう言ってたのに...。」ということが殆ど無い。一度説明された様々な方針が誰と話をしていてもブレていない。現場のナース達にも展開され、徹底されている。状況が変わり方針転換されても、それへの対応も早く感じられた。それとナースの入院患者対応の標準化も積極的に行われており、ナースが患者、家族へのヒアリングを入念に行い詳細な患者対応指針を個別の患者ごとに文書化しているのにも驚いた。
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コメント
最新の科学的知見に基づいたインフォームドコンセント、チーム医療とそれを支える標準化、ただし患者本位の柔軟な個別対応
まさに今求められている医療ですね。
歴史と権威のある病院ですが、実態がそこまで進歩しているとは知りませんでした。あそこで働く方々に敬意を感じました。もはや歴史や権威だけでは名門大学病院でも失格ですよね。
こんな声を聞いたら、あの方々は本当に喜ぶと思います。いつも手厳しい苦情や訴訟/風評リスクに追われている方々ですから。
投稿: しゅんすき | 2009年4月 9日 (木) 18時51分