夏の日のしあわせ
実はこの前退院したときに福しんの冷やし中華を持ち帰りで食べてみたんだけど、かなりよく噛んでもひと口で逆流ゲロゲロリしてしまいダメだった。嚥下のほうがまあうまくいっているのでけっこういろんなものが食べられるようになっていて病院食も普通食になってカレーライスとかヒレカツとか出ている。手術後の食の回復のスピードはひとりひとり違うのでその中から自分で食べられるものを選んでいくしかない。基本的に食べちゃいけないというものはないのだ。それで、いまだにダメなのがそこそこちゃんとした、よーするにコシがある麺類。これまでトライしたのはどれもコンビニとかデパ地下で買ってきたようなものでたいしたもんじゃないんだけど、それでも日本そば、中華麺、パスタどれもすぐに逆流ゲロゲロリ。いくらよく噛んでも代用胃にはまだ負担が大きいらしい。
この冷やし中華は見た目はふつーっぽいけど、さすが病院食、麺はぐにゃぐにゃの細うどんという感じでなんとか食べられました。とはいってもほんのちょびっとを口に入れて自然に消えていくまで噛み続ける。そしてしばらくじっとして逆流しないことを確認してから次のちょびっとをまた口へ。それを40分ぐらい続け三分の一ぐらいのところでごちそうさま。いまのところはこれぐらいの量が限界で、それでも食後一時間ぐらいは腹が苦しくてじっとしていなくてはならない。食欲はあるのでもう少し食べようと思えば食べられるんだけど、ここでちょっと余計に食べてしまうと大変なことになる。腹が張って激痛が襲い、油汗だらだらの状態が2時間ぐらい続く。手術直後よりこっちのほうがずっと苦しいぐらいだ。最近、ようやく適当な量が判断出来るようになってきた。ヒトは学習する動物なのだ。
で、その適当な量を食べて間食をしてもいまだに体重は減り続けている。半年ぐらいは減り続けるのがふつーらしい。手術前の体重が58~60キロぐらいで今が50キロ前後、半年後にはいったい何キロになっているんだろう。
明日は、医者から言われて運動のため一日外出しています。
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