1万5千キロカロリー
1982年7月、アントニオ猪木の内臓疾患による入院が発表されました。病名はその時には伏せられていましたが、のちに糖尿病だったことが明らかにされます。当時、猪木は39歳。もうピークは過ぎていましたが、まだまだ新日本プロレスの看板。かんたんに休んだりできる立場ではなかったわけですが、さすがにふらふらでもう歩けない状態になりようやく入院したようです。
その時の血糖値が596mg/dl。健康な人の血糖値は70~109(空腹時)というから、まあ尋常な数字ではないですね。で、その頃の猪木の一日のカロリー摂取量が1万5千キロカロリーだったという話を思い出してしまったのです。だから、1食1万3千キロカロリーのラーメンはすげえなあ、という話でした。
猪木の自慢話のひとつに、若い頃に肉を2千8百グラム食べたことがあるというのがあって『SMAP×SMAP』でもその話を披露してえばっていましたが、最近の『大食い』上位入賞者の常連だと肉の3キロ、4キロはみんなすずしい顔でたいらげているので実はこんなのたいしたことないわけです。
前にやはり夕方ニュースの大食い特集で佐々木健介が出てきたことがあったけど、たいした量を食べられなくてとっても情けなかった。猪木はもともと大食いで有名なわけではないけど、実はほかのプロレスラーとかも最近の大食いタレントのみなさんに比べるとどおってことないのかもしれない。こんなところでもプロレスが最強じゃないのがバレると悲しいからな。
で『SMAP×SMAP』でのオチが、
猪木『糖尿を治す方法は改名をすること』
DJ OZMA『なんていう名前にすればいいんですか?』
猪木『アントウニョウ』
SMAP & DJ OZMA『・・・・・・』
誰も突っ込めなくて、放送事故になるんじゃないかというぐらいの沈黙だったぞ。
やっぱりアントニオ猪木はいまだに最強だったのでした。
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