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2007年4月 2日 (月)

お笑い三昧

きのうは松本竜助の一周忌特番『今日は竜介の一周忌やねん』(フジテレビ、16:00~17:25)と『追悼・植木等さん~スーダラ・無責任男・・・みんなあなたが大好きでした・・・。』(TBS、19:00~20:54)という辛気臭い番組を見てしまったんだけど、両方とも徳光さんが司会だったので、なんか同じ番組の一部・二部みたいでちょっと不思議な感じでした。

こういう番組っていうのは昔の映像がたくさん見られるのが楽しみで、スタジオ部分というのはどうせワイドショーの延長みたいなものになるんだろうと期待してなかったんだけどやっぱりそうだった。それぞれ吉本、渡辺プロの広報番組みたいだったけど、まあしょうがないんだろうな。

竜助特番ではあまり見ることのない紳助・竜助の漫才をたくさん見れたのがよかった。今見てもけっこう笑えちゃうのが意外でした。紳助がVTRを見て自分のことを「天才だ」とギャグ9割本気1割ぐらいの雰囲気で言っていたけど、本当は本気10割だっただろうし、実際そう思えるぐらい面白かった。紳助は今でもとてもおもしろいと思うんだけど、あの頃の紳助には今のおもしろさを凝縮させてさらに研ぎ澄ましたようなところがあって、たしかにあのままのハイパワーで突っ走ったらこんなに長く続かなかっただろうと思わせるものではありました。

植木特番では、渡辺プロということで内田裕也まで出てたんだけど、せっかくスタジオにミッキー・カーチスがいたんだからぜひツーショットを見たかった。この二人がいると、植木さんとは関係ないけど、あのキャロルがデビューする時にこの二人それぞれのレーベルから誘われていて、矢沢永吉はミッキー・カーチスの方を選んだというエピソードを思い出してしまうのでした。

昔のお笑い映像ということできのう一番おもしろかったのは『談志のこりゃスゴイ~秘蔵映像ぎっしり東京コント~』(フジテレビ、26:25~27:25)でした。由利徹、狭山俊二のコント、石井均、谷幹一のコント、東八郎と深見千三郎のコントなど珍しい映像がどれもおもしろくて深く感動してしまった。

でも、もっと感動したのがそれらの芸人たちを語る澤田隆治と立川談志のトーク。談志はいつもの「予定調和では終わらせないぞ」というひねくれぶりは見せながらも、澤田のキャリアと知識に対する敬意は失っていないのが清々しかった。どこか色川武大の芸人エッセイを思わせる、淡々としながらも二人の芸能に対する愛情の感じられるすてきなトークでした。スタジオ(ここでは寄席の客席だけど)トークがVTRにぜんぜん負けていなかったもんな。

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