やっと売れた
去年フジテレビに見捨てられてから「いったいこの先どうなるのだろう?」と日本国中が心配していた総合格闘技イベントPRIDEがアメリカの会社に買収されたそうです。買ったのは「金網・なんでもありの究極ルール」が売り物の格闘技イベントUFCを運営するズッファLLCという会社です。
このズッファLLCというのはラスベガスでカジノを経営するイタリア系の会社です。ようするに、どう考えてもそっち系の人たちです。まあ、フジテレビが離れたのもそっち系との関わりが深すぎるという理由だったわけで、それがもっとやばい方に行っちゃったっていうことなのでしょうか。いやあ、こういう話はおもしろいなあ。こういう本場のやばい人たちと比べると亀田一家をとりまく連中なんてかわいいもんだよなあ。
あとはこのまま完全にあっちの興行になってしまうと日本人選手がどれだけ残るかというのが問題になってきます。外人ばっかりの興行になってしまうと日本のにわか総合格闘技ファンなんて離れていくだろうから、っていうかもう離れてるのかな。
PRIDEというのはK-1と違って、めちゃくちゃ強い外人選手と日本人が戦うというプロレス的な部分で人気を集めていたわけです。初期には高田がヒクソン・グレイシーに負けるのが興行の目玉だったし、ここ数年の盛り上がりはやっぱり桜庭のおかげだった、と思う。
実はPRIDEがいちばん盛り上がっていた頃(2003年がピーク?)には日本にいなかったのでくわしいことは後追いの情報でしか知らないのです。でも、一時期パリのレンタルDVD屋にもPRIDEのDVDは何枚かあったんだよね。あまり借りる人がいなかったらしく、しばらくしたら姿を消したけど。
現在PRIDEを運営するDSEの今後についてはこういう話も出てるけど、ここの記事は噂だけでちょっと先走りすることも多いので27日の記者会見を待つことにしよう。
それにしても東海テレビっていう放送局はなんでこんなに格闘技イベントにこだわるんだろう。人も金も投入しすぎて引くに引けないということなのだろうか。
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