ノーモア拡張
今日は二週間ぶりに病院へ。もう大丈夫だろうとは思っていたんだけど、拡張専用の治療室に案内されるのでちょっとビビる。
内視鏡室には通常の内視鏡用の治療室が六つぐらいあって、それとは別に拡張専用の部屋があります。バルーン拡張をするときには、X線で食道の状態を観察しながら作業をすすめます。レントゲン室にあるのと同じ表面がツルツルのベッドに横たわり、上からX線をあてられたまま内視鏡を飲み込むわけです。だから、通常の内視鏡設備に加えX線の設備、拡張用の機械と、かなり大仰な場所に寝かせられるわけで、それだけでもけっこうドキドキするのです。
拡張をしてないときは以前と同じように内視鏡の映像がモニターで見えるので横目でにらんでいると、まず食道の入り口の狭いところをちょっときつめだけどなんとか通過。あとは手術の痕あたりをぐりぐりと行ったりきたりしながら、ドクターから「うーん?」の声。なっ、なんなんだ?しばらく間があって、カメラはまた進み、やがて胃が見えてくると、ちょっと安心。そしてこんどは「まあ、いいか」の声が聞こえ、内視鏡はずるずると引っ張られ、拡張することなくとスポっと抜かれたのでした。
てなわけで、まだ細いことは細いんだけど、内視鏡はなんとか通るので、このあたりで手打ち、拡張はこれ以上やらないということになりました。去年12月の手術から続いていた一連の治療はこれで打ち止めです。
だからといってまだ手術や裂けた痕はまだ治りきっていないんだから、四川料理屋で待ってるから飲みに来いとか、うまいカレーを食いにいこうとか、あまり人でなしなお誘いはしないようにね。
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コメント
うちでみんなと一緒に地味に文芸翻訳でもいかがですか(^^;)
投稿: 小野 | 2007年2月23日 (金) 07時36分