さいきんの猪木(3)
アントニオ猪木がGyaoで番組をはじめました。
スポンサーはパチンコメーカーの平和です。
猪木が辻よしなりを相手に勝手なことをしゃべってるだけなんだけど、それだけでも日本全国というか全世界でなん万人だか、なん十万人だかのおばかさんにとっては立派なコンテンツとして成り立ってしまうわけで、いくらひまだとはいえやっぱり見てしまう自分がかなしい。
これはもちろん無料なんだけど、315円ぐらいだったらきっと払ってしまっただろうなと思うともっとかなしい。
なんで315円かというと、いろんなジャンルの携帯サイトの料金の多くが一ヶ月315円に設定されているからです。
しばらくっていうかかなりながいあいだプロレスとか格闘技から遠ざかっていたんだけど、いつのまにかプロレス格闘技マスコミの主戦場は携帯サイトになっていました。このブログを読んでいるひとは年配の方が多いので、携帯コンテンツ市場がすごいことになっているとかいわれてもピンときてないひとが多いだろうし、ぼくもそんなおじさんのひとりなんだけど、それでもこの子どもからでも貧乏人からでも容赦なく取り立てる集金システムにここんとこいくらかむしられていて、じわじわとそのすごさを実感しつつあります。
ぼくはまだCharのサイト(携帯が古いのでほとんど利用できなかった)とテレ東アニメのサイト(ケロロ軍曹の待ち受け画面をダウンロードするため)にいちど入ってすぐやめちゃったぐらいなのでたいしたことないんだけど、高校生とかが携帯貧乏になったりするというのは実にわかるはなしではあります。
てなわけできょうは「闘魂INOKI-ISM」という猪木情報サイトに315円払ってしまった。
ちなみにアントニオ猪木は1943年生まれ、ミック・ジャガーといっしょです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント