ひまつぶし(1)
YouTubeがついにGoogleに買収されたわけだけど、YouTubeは著作権問題はクリアしていくから大丈夫だとかいっている。とはいえ現在だってクレームが来てるものは次々に削除しているわけだし、それでもあちこちから訴訟されてるみたいでいちいち著作権の処理なんかしていたら手間(=お金)がかかりすぎて立ち行かなくなるのは目に見えているわけです。
個人的には素人投稿ビデオみたいなのには興味がなくて、こんなのやこんなのを見て驚いたり笑ったりしているけちなユーザーのひとりなんだけど、YouTubeが企業として大きくなってってこういう海賊的な部分はとうぜん少なくなってくるわけど、そうなるとたぶんあんまり見なくなるんだろうと思ってしまう。
話はちょっとずれるけど、こういうお化けサイトが登場した背景にはアメリカのアーカイブ文化のすそ野の広さというのもあるのかなと思うのは、最近いろんなミュージシャンがネット上で過去のライブ音源や映像を公開しているのをたどったりしていて非営利のアーカイブサイトがいくつもあるのを知ったからです。
たとえばこのサイトには4万ちかくのライブ音源が登録されていてその多くは(たぶん)無名のひとのものみたいだけど、なかにはビッグネームもあったりしてリトル・フィートが150、デレク・トラックスが485、フィル・レッシュは741ものライブ音源を公開しています。
あとここなんかにもディープな音源や映像がたくさんあって、ショーン・レノンがいいおっさんになっているのにはちょっとショックを受けてしまった。まだ31歳なんだけどな。まあ、おやじも若いころからおっさんぽかったからな。
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