火事のあと
てなわけで、その中華料理屋は火事の翌日には営業再開してて、数日後にはポストにごめんなさいの手紙とタオルがはいっていました。
もう一週間も前の話だけど、その火事さわぎのあとはちょっと寝なおしてからシネマート六本木で『ハリヨの夏』をみて、新宿コニカミノルタプラザで『大野一雄写真展』をみて、ひさしぶりにナジャへいったら大阪人のおもろいパフォーマンスにでくわすという、とても行動半径のひろがって濃い一日でした。
その三人は別々に来ていたんだけどやはりどこかに通じ合うものがあるらしく、ケロロ小隊が「ケロケロケロ……タマタマタマ……ギロギロギロ……」と共鳴しあうように「大阪でっか?そうでんねん……なにいうてまんねん……」と共鳴し即席漫才のような会話をはじめたのです。それだけでもかなりおもろかったんだけど、「大阪どこですか?」と出身地が話題になり始めるとその共鳴に微妙なずれが生じはじめてさらにおもろくなるのです。
それぞれの出身地は東成、十三、北河内というところらしくて、まず東成のひとにいわせると河内、とくに北河内出身の人間は大阪人を名乗ってはいけないらしいのです。法律で決まっているらしい。その調子で三人がそれぞれの出身地をけなしあいはじめて、それがとにかくおもろくてそれを再現できないもどかしさがあるんだけど、しばらくのあいだ完全に場をさらってしまったのでした。
さいしょはわれわれ非関西人を前にしてわざとやってるのかなとも思ったんだけど、そうじゃなくてふつうの会話なんだよな、あれが。
こっちはその地名の位置関係とかもよく分かんないので、あとからネットで調べていたらこんなのにでくわしてしまった。てきとうな都市伝説をならべただけなんだけど、これで大阪市の区ごとの噂とか河内とか北河内とか見ていくとやっぱりおもろい。
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コメント
猪木以外の話題が続いてホッとしてしました(笑)
私が大学生の頃、大野一雄さんの舞踊を目の前で
見たことがあります。
結構自慢のエピソードなのですが周りに
彼を知っている同級生は皆無…。
ジャンボ鶴田とぶつかったことがある、
というエピソードも
偏った一部男性陣にのみ羨ましがられた
だけだったなあ。
投稿: C | 2006年10月24日 (火) 23時24分