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2006年9月 7日 (木)

医療に東西交流を

ある同室の患者を担当している若い研修医にベタな関西弁のやつがいて、そいつが問診をしているとなんかおもろい。べつにギャグをかませるとかではないんだけど、そのイントネーションとか語尾だけでついつい笑いをさそってしまうのです。

中島らもが「東日本の人は、関西にはアキンドとヨシモトとヤクザしかいないと思っている」というようなことをいっていたけど、ぼくなどはまさにそのような偏見で関西人を見ているので、この研修医なんか見ているとこいつなんかまだまだで大阪の病院にはもっとおもしろいドクターがいっぱいいて入院してると毎日楽しくて免疫力も高まるんじゃないかなあとおもってしまうわけです。

アキンドドクターとヨシモトナースにヤクザの患者とか見てみたいなあ。まえにネットで読んだがん患者の闘病記で、やっぱり関西なんだけどそこの病院にはヤクザの急患が多くてドクターやナースがたいへんそうだっていうのがあったけど、ひとごとだとおもしろそう。病院食だって大阪ではお好み焼きとかたこやきとかてっちりとか出るのかなあ。やっぱ主食はうどんなのだろうか。なんか楽しそう。でも、東京人はやわだから関西人に囲まれるとびびっちゃってだめだな。だから、やっぱり病院はそのままで関西からおもろいドクターやナースに出張してもらうのがいちばんかな。

やっぱり東西の偏見対決というのは面白いもので、Charはのナニワのギタリスト石田長生と秘密結社BAHOを組むことでお笑いギターデュオという新ジャンルを開拓したし、一時マンネリにおちいっていた『こち亀』では江戸っ子を代表する両さんを大阪・通天閣署につれていき御堂春ほかのベタベタ関西キャラと対決させることで新境地を切り開いた(140巻)。

なんとなく関西人のほうが生命力が強そうな気がするし、ぜひそのパワーを医療にもとりいれてもらいたものです。浪速のひとことがあるだけで画面がちょっと明るくなる気がするのであの下品なトラックバックも残してあるわけだし。

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中島らも『なにわのアホぢから』講談社文庫1995




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コメント

たしかに関西人は、朝飯、米のオカズにたこ焼きを食べ、昼はお好み焼きをオカズに米を食べ、夜はキツネうどんで米をたべるのが主流らしいです。ただし私は面白く無い関西人なので、そういう体に悪い食生活はしていません。

投稿: 凹 | 2006年9月 7日 (木) 21時59分

ごはんとお好み焼き、ごはんとうどん(この場合は炊き込みご飯)はある種の定番です(^^;)。知り合い宅では、晩ごはん=たこ焼きという日がありました。これはちょっと引きましたけど。

投稿: 小夜乃 | 2006年9月 9日 (土) 01時11分

粉物で米を食べるのは関西の流儀なんですね。
さすが粉もんの本場。

東京ではチャーハンをおかずにして白いご飯食べますよ。牛丼がおかずならお代わり3杯当たり前。因みに食パンにふりかけはやります?

投稿: ぽん酢かき氷 | 2006年10月 1日 (日) 06時44分

関西の人は東京方面へ来ると東京弁にあわせて同化してくれる器量があるけれど、東京もんが関西に何年も住んではたして関西弁話して同化できる器量があるかどうか。やったとしても関西の人に「こいつスパイじゃないやろか?」って何年も疑われそうな気がするのは、きっと嫉妬からくる偏見です。大阪人になりたいのになれないとわかっている者の。

投稿: オロナミンミルク | 2006年10月 1日 (日) 07時29分

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