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2006年7月12日 (水)

いくつまで生きればいいのか

シド・バレット亡くなりました

入院中に(4月ごろの話だけど)たまたまシド・バレットのドキュメントDVDを見たり、デイブ・ギルモアのソロ・アルバムが話題になったりということもあって、25年ぶりぐらいにピンク・フロイドを聞きなおしたりしていた矢先の訃報でした。変な話だけど、このニュースを知ってまず頭に浮かんだのは、ブライアン・ジョーンズのこと。

ブライアン・ジョーンズがいなければローリング・ストーンズは生まれなかったし、シド・バレットがいなければ初期のピンク・フロイドはなかった。そして二人ともバンドが上り坂の途中で精神を病んで使いものにならなくなりクビになってしまう。でも、もしブライアンやシドが残っていたら、ストーンズもピンク・フロイドもこんなにスーパー・バンドにはならなかっただろうというのも間違いのない話。

で、大きな違いは、ブライアンはクビになってから一ヶ月で死んでしまったけど、シドはそれから38年間生きてきたということ。自らの分身みたいなバンドはアルバムを三千万枚も売り上げる化け物になっていくが、自分はそこにはいない。精神を病んでいたとはいえ、完全に向こう側に行っていたわけではないみたいだし、1968年22歳のときから60歳の今年まで38年間、シド・バレットはなにを見つめ、なにを思っていたのだろう。そんな、いくら考えても答えのでないことをついつい考えてしまった次第です。長生きすればいいってもんじゃない、などというありきたりな話をしたいわけではないんだけどね。

この38年間、人目をさけて暮らすシドの姿をパパラッチが追い続けていたというのも、あまりいい話ではないんだけど、イギリスではまだそれだけのニュースバリューがあったってことで、ちょっと意外。日本では死んでもニュースにもならないもんな。

シド・バレットのDVDはレンタルでもあるし、来月にはブライアン・ジョーンズの伝記映画が公開されます。

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コメント

まったく同じで、すぐにB.ジョーンズのことが頭に浮かび、そして、人生の半分以上を隠遁生活で過ごしたシド・バレットが何を思っていたのかがとても気になったりしましたよ…。

投稿: おーつか | 2006年7月13日 (木) 01時17分

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