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2006年7月13日 (木)

日本の宝

忌野清志郎が喉頭がんで入院しました。

自分ががんの告知をされたときの300倍くらい動揺しています。全身に鳥肌が立ち続けているような、体が半分浮いたような、どこを見ても焦点が合わないような、そんな感じ。おれってそんなに清志郎のファンだったっけ。

CDなんてもう15年以上も買ってなかったりするし、最近の活動を追っかけていたわけでもないんだけど、おととし日本に帰ってきてからはDVDで昔のライブを見なおしたりはしていました。ことし1月NHKでやった、オーティス・レディングの足跡をたどってアメリカを旅するという番組では、シャイな地のまんまレポーターをやっていて、「ここはなんか言わなくちゃいけないシーンなんだろうけど、そんなクサイせりふもなんだかなあ」という表情が随所に見られて、いい感じでした。『妖怪大戦争』にも出演していたけど、きっと三池崇史も清志郎ファンなんだろうなあ。

なんか清志郎がいるかぎりは、日本のロックは大丈夫だ、というか日本はまだ大丈夫だという気がする。忌野清志郎は日本の宝だ。

ふだんは世代的な自慢なんかくだらないと思ってるんだけど、なにを書いていいのか頭の中も整理できないし、きょうは自慢しちゃうぜ。

おれは、1980年から81年にかけて新生RCサクセションのブレイク直後のライブに何回も行ってるんだ。日比谷野音とか小さな学園祭のライブとかにも行ってるんだぜ。新生RCがブレイクするきっかけのひとつが1979年12月27日ジョニー・ルイス&チャーの武道館コンサートで、前座から会場を総立ちにさせてしまったその伝説のライブだって見てるんだ。すげえだろ。

最後に清志郎をよく知らない人のために。日本の宝、忌野清志郎はこんなバカな人です

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