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2006年7月10日 (月)

検査速報

きょうは精密検査ということで、内視鏡検査がかなりていねいで長時間にわたるものでした。放射線で焼いた患部周辺がかなり狭窄して(細くなって)いるということで、途中で管を細いものに換えたりもしたんだけど、カメラが体に入っているだけで30分以上はあったんじゃないかな。そのぶん、治療も検査もふくめこれまででいちばん苦しいものではありました。

とはいえ、さすがに内視鏡にもなれてきていて、モニターをじっくりと見ていることができました。カメラはゆっくりと進み、数センチごとに止まってチェック、静止画を取り込んでいきます。カメラがちょっと早く動くと映像はブレてしまう。胃のほうはほとんど見なくて食道だけでこれだけの時間をかけてやったわけで、通常の内視鏡検査は食道も胃も見てカメラは10分も入っていないだろうから、いろいろと見のがすことも多いというのは分かる話ですね。

で、とりあえず内視鏡で見える範囲では、腫瘍はきれいに消えているということです。

まあ、食道の裏側やリンパ節の転移についてはCTやエコー検査の結果を見ないと分からないのでなんともいえませんが、今日の段階ではとりあえずセーフということでした。

でも、ちょっと気になったことがひとつ。エコー検査でスキャナーを首のあたりにあてていた医者が「うーん」と声をだして診察記録をめくりだしたのです。「どうしたんですか?なんかやばそうなものでも映りましたか?」と聞いたんだけど、「いや、なんでもありません」と答える声にはかすかな動揺の気配が……(^^;

ここまでくるとトトカルチョでもやってみんなに楽しんでもらいたいところなんだけど、とにかく結果は20日です。

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コメント

食道の腫瘍がなくなっていたのは一安心ですね♪同じ場所を焼いたり切ったりっていうのはもう、そこの機能回復は望めないってことでしょうから、他の場所から引っ張って繋いでまた繋いで、なんていう手術を繰り返さずに済むなら御の字・・・こんなのは他人事の意見になってしまうのかしら?

投稿: | 2006年7月12日 (水) 01時05分

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