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2006年6月27日 (火)

判決は7月20日(2)

7月20日に下るであろう判決の可能性についてですが、内視鏡・造影剤CT・エコーによる検査結果でがんが確認できるかということが判断の基準になります。

がんが確認できない場合
これはがんが消失している可能性があるということで、定期的に経過をみていくことになります。この場合プラスアルファとして抗がん剤の投与がありますが、これはあくまでも希望すればということです。ようするに効くかどうかはかなり?ということね。このあたり正直なのがこの病院のいいところです。

がんがはっきりと確認できる場合
これは前回書いたように手術しか選択肢はないとのことです。ほおっておけば食道のがんはまた大きくなって食事が出来なくなり入院して点滴生活、がん細胞はやがて周囲の臓器を侵食していくことになります。またリンパ節へ転移しているがんは全身のリンパ節および臓器への転移を呼び、間もなく死にいたる。ということで、いくら手術しても生存率が低いとはいっても、医師としてすぐに死んじゃう方は選べないとのことです。

世の中にはがんと共存していくという考え方もあるようですが、食道がんの場合はむずかしく、ぼくのようにすでにリンパ節への転移がある進行性のがんでそれはありえないそうです。

怪しい場合
で、この中間の場合もあるみたいです。内視鏡を入れて表面にがんが残っている疑いがあれば組織を採取して検査すればわかるのですが、食道壁の内側にがんが残っている可能性があり切ってみなければ分からないという状況もあるようで、その場合は……また考えましょうとのことでした(^^;

新宿ナジャ最後の日は、いちおう顔は出してきたのですが、たいして酒が飲めるわけでもないし、盛り上がる気力も体力もないので早々に失礼してきました。その夜の様子は、20年前現在の場所に移転したときのマスターの悟郎さんが自身のブログで紹介しています。
悟郎さんはいま末広亭の近くでgoro'sというバーを経営しています。

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コメント

フーム・・・ほんとに、癌って鬱陶しいヤツですね。
とにかく、「消えてる可能性」じゃなくて本当に消えてることを祈っています。ナジャ、一度も連れていってもらってないな・・・って。(笑)

投稿: まちゃ | 2006年6月28日 (水) 20時02分

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