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2006年6月23日 (金)

判決は7月20日(1)

きのう病院に行き、7月10日の検査結果を言い渡されるのが7月20日ということになりました。その時点でがんがしっかり残っているようだったら、今回は手術しか選択肢はないということになるので、いちおう覚悟はしておくようにとのこと。「手術」なんてことばはもうすっかり忘れていたぜ。

覚悟といわれてもなあ、と思っているところに、『オール読物』最新号に藤原伊織さんの「がん再発始末~一年後の手術」を発見。がんなんて個人差のある病気で、他人の事例なんてべつに参考にはならないのだと分かったようなことを言いながらもついつい読んでしまうのが、悟りきれないところではあります。

藤原さんは、去年の2月にステージIV前期の食道がんを告知されましたが、放射線化学療法によってがんは縮小し、6月ごろには喉の通りもかなりよくなり(ここまではぼくと同じ)9月には転移していたリンパ節を含め、検知できない程度にまで影をひそめていました。それがこの3月に再発、4月11日に手術を受けました。経過はとりあえず良好のようで術後二週間強で退院。築地のがんセンターでは切るとすぐに追い出されるという噂は本当のようです。まあ、点滴なしで口から栄養をとれるようになったということなんだろうけどね。ただ、声をだすのに問題があるらしく、これからまた声帯の手術を受けるんだけどめんどうくさいなあ、というところでエッセイは終わっています。

血色がとてもいいので周囲も安心し、本人も喉元すぎればで油断しているところに、喉がつっかえ始め、あっという間に声がかすれるようになったとのことで、一時は

私のステージではありえない「完治」という言葉をつかうメディアもあった

くらいなのに

がんという病気は、まったくもって見事なフェイントをやってのけると呆れているのだ。

ということです。

耳が痛い、痛い。

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コメント

医者が「手術」するってことは、絶対OKっていうことですよ!!
手術をのりきってください。

なんだか、ブログ読んでたら、自身OKじゃないみたいな・・・
そんなのやめましょうよ。
一緒に生きましょう。


投稿: まちゃ | 2006年6月26日 (月) 23時32分

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