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2006年5月16日 (火)

ひとさまの闘病記(5)

やっぱり治療を再開すると同時にだるさも戻ってきましたが、まだまだ食欲はあるので大したことはないのだと思います。今日は病院食をちょっと残したけど、地下の食堂でスパゲティナポリタンを完食。ちょっと小食の人よりはたくさん食べている感じです。ちなみにここのは今どき珍しい、まばらな具に味はトマトケチャップだけというやる気のないスパゲティです。とうぜん麺もくたくた。でも、今はまだしっかりとコシのある麺類というのはよく噛んでも飲み込むのに苦労する状態なので、これぐらいやる気のない方がありがたいという、ちょっと悲しい食堂デビューです。

この数ヶ月、がん患者の体験記を活字やネット上で読むことがどうしても多くなっています。とてもスリリングで良質な冒険小説を読むみたいにドキドキしながらはまってしまうものもあれば、ついついホロリときてしまうもの(基本的に涙もろいんです(^^;)もあるし、単なる自己満足としか思えず途中で放り出してしまうようなものもたくさんあります。そんな中でこの病院に移ったばかりの頃に買ってきてもらってから何度となく読み返している本が、

頼藤和寛『わたし、ガンです ある精神科医の耐病記』文春新書2001

精神科医の頼藤和寛さんは2000年6月52歳で大腸がん(ステージIII)を告知され、手術によってがん組織をすべて摘出しましたが、まもなく転移が始まり2001年4月に肺がんで亡くなりました。

がんという病気に対する基本的な姿勢みたいなところで共感できる部分が多かったということなんだけど、これから何回かに分けて、頼藤さんが書いていることをパクりながら、がんに対して今思っていることをメモがわりにつらつら書いておこうと思います。これはニフティがつぶれるかブログサービスをやめちゃうまでたぶん残るだろうから、自分のノートやHDよりは頼りになりそうだからね。

最後に業務連絡。今週から放射線が午後2時からになったのでその前後30分くらい病室を離れています。

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コメント

マックス・ゲルソン医師をご存知ですか?
私は友人が癌になり、病気のことを色々と調べていた時に知りました。

読むのが辛い闘病記もあります。星野仁彦医師のように回復した人の本も機会があったら読んでみてください。

投稿: テッサ | 2006年5月19日 (金) 06時51分

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