今日からハイソ?!
本日、無事に転院しました。まだ初日ですが、最初の印象としては、とっても庶民的な病院からずいぶんハイソなところに来たなあ、という感じです。もちろんそこに、貧乏人のひがみ根性があるというのはじゅうじゅう承知のうえでの感想ではありますが(^^;
ガウンが象徴するもの 入院の案内にガウンを持ってくるように書いてあって、パジャマだけでそこらを歩き回っちゃダメヨ、という雰囲気がある。私は暑がりなので、前の病院ではシャツ一枚でうろうろしてたんだけど、それはちょっと許されない感じ。ガウンを着てるとなんとなくエラそうに感じてしまうのは私だけでしょうか?うちは、やはりハイソ・コンプレックスのある母親があわてて買ってきました(^^; もちろんパジャマだけで歩いているおっさんとかもいるんだけどね。
食事がうまい! 食事は流動食なのでたいした期待はしてなかったんだけど、これがうまい!今日の食事は重湯(塩がついて、ちゃんと温かい!)と2種類のスープ、これに昼はアイスクリーム、夜は抹茶ミルクつき(このあたりもちょっとハイソ(^^;)。メニューをプリントしたカードまでついてくる。スープを一口食べて、「ああ、ちゃんと味がついている!」と深く感動した次第であります。この程度で感動するってのは、それまでが何だったんだ、という話でもありますが、まあそういうことなんですね。
と、勝手なことを書いていますが、この病院に命をあずけたのは間違いないんで、病院のみなさん、よろしくお願いします。
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コメント
みゅうさん、はじめまして。
litrans にいるタカハシと申します。今までお話しさせていただいたこともなかったのですが、litrans の掲示板からここに来て、びっくりして書き込みしています。本当に大変なことで、言葉もありません。
食道がんと聞いて、あるコラムを思い出し、おせっかいと思いつつも、何かの役に立つかもしれないと思い、ご紹介させていただきます。邱永漢のサイトで、悪性の食道がんから回復した関根進という人が書いているコラムです。
http://www.9393.co.jp/naorugan/kako_gan/2002/02_08_naorugan.html
私も、家族ががんになったときに、いろいろと参考にしたり、元気をもらったりしました。
それでは、治療がうまくいくことをお祈りしております。
投稿: タカハシ | 2006年3月 6日 (月) 21時06分
すみません、URL が途中で切れてしまいましたが、http://www.9393.co.jp
の左の上から3番目のコラムです。2002 年から始まっていますので、最初の方から読まれるとよくわかると思います。
(押し付けのようでしたら、本当にすみません。)
投稿: タカハシ | 2006年3月 6日 (月) 21時09分
みゅうさん、
わたしもこちらにお邪魔してえっ!と息を飲んでしまいました。9月の胃カメラが悔しいですね……。でも命をあずけられる病院に転院できたとのこと、本当に何よりです。先生や看護婦さんの言いつけをきちんと守って早くよくなってくださいね。全面復帰を心からお待ちしています。
追伸)
ガウンのベルトやら裾をくれぐれもトイレにはめないように……。わたしは(垂れ下がっていた)ベルトの端をとっぷりとつけ込んで、実に切ない思いをしたことがあります。
投稿: 小夜乃 | 2006年3月 6日 (月) 22時14分
ご無沙汰しております。以前オフライン勉強会でご一緒させていただいた雅です。信頼にたる病院に転院なさったとのこと、なによりです。経験の多い病院が、結局は安心ですもの。どうぞお大事になさってくださいね。ちょくちょく覗かせていただきます。
投稿: 雅 | 2006年3月 7日 (火) 02時10分
9月の胃カメラに関する小夜及さんの意見には本当に全く同感です。カメラは肝心の癌を通り過ぎちゃってその先の胃を見てた、なんていうボケじゃ笑いもとれないですよ。
医者は患者が症状を訴えるという事は、何か病の存在する明らかな証拠です。特定できるまで、たらい回しにしてもいいから、いろいろな検査をやらせるべきだと思いますよ。
年末は空気のおいしい大自然の中で食道癌生還バーベキューパーティでもしましょう。
投稿: アミーゴ | 2006年3月 7日 (火) 09時31分
ガウンですかっ!ご苦労様です。
じきに、つきあいきれなくなってパジャマでうろうろ、になりそうですね。
タカハシさんの御経験、泣けます・・・
ガウン撲滅!
食事が美味しいのは何より、よかった。
しばらくは、お医者さんや看護婦さん、入院患者の観察で飽きないですね。
投稿: madame commines | 2006年3月 7日 (火) 10時52分
小夜乃さんよりこのサイトのことをうかがって、驚いてさっそく、こちらを拝見させていただきました。
お体の調子が良くない頃に、あのように「隙のない」原稿をキッチリとしあげていただいたなんて、本当に感服の至りです。
今回翻訳していただいた本が書店に並ぶのは、8月の予定です。ていねいに、しっかりと段階を踏みながら作って参りますので、どうかご安心ください。
書店に本が並ぶ姿をはやく見に行けるよう、じっくりとご養生くださいね。
投稿: エスプロ/サワダ | 2006年3月 7日 (火) 12時06分
タカハシさん、がん克服のエッセイの御紹介ありがとうございます。時間だけはたっぷりあるのでゆっくり読んでいこうと思います。やはり、今はこういう読物にいちばんひかれますね。
投稿: みゅう | 2006年3月 7日 (火) 15時15分
小夜乃さん、どうもありがとうございます。2月13日が「旗」の最終提出、15日に入院という絶妙のタイミングだったんです。皆さんにあまり御迷惑をかけずに済んでよかったです。
投稿: みゅう | 2006年3月 7日 (火) 15時17分
雅さん、どうもありがとうございます。これからは時間ができたので、litransにももっと積極的に参加していこうと思っています。どこかで御一緒することもあると思いますので、そのときにはまたよろしくお願いします。
投稿: みゅう | 2006年3月 7日 (火) 16時24分
madame comminesさん、さすがよく分かってますね。でも私は、看護婦のねーちゃんをジロジロ見て品定めしたり、都心の大病院のねーちゃんはやっぱりちょっとアカ抜けてていいけど、田舎の病院のねーちゃんも素朴でいいよなあ、などという下品なことをここで書くような人間ではないので御安心ください(^^;
投稿: みゅう | 2006年3月 7日 (火) 16時25分
サワダさん、どうもありがとうございます。書店に並んだ本を見に行くという目標ができました。完成楽しみにしています。
投稿: みゅう | 2006年3月 7日 (火) 16時26分
お元気そうで何よりです。
治療を受けるほうも大仕事ですが、最近の医療技術には驚かされます。昨日(3/12)の東京新聞の日曜版に人工食道の開発についての記事が出ていました。切開手術をせずに口から送りこむという方法です。
科学の益々の進歩に期待したいですね。
放射線治療、また経過をお知らせください。
投稿: kawaida(gg) | 2006年3月13日 (月) 10時33分
kawaidaさん、どうもありがとうございます。できたらその記事を取っておいて、誰か病院に来る人がいたら渡しておいていただけるとうれしいです。
投稿: みゅう | 2006年3月15日 (水) 09時39分
ミュウ様へ。今日お見舞いに行きましたが、思ったよりもお元気で安心しました。というより、点滴とパジャマ姿以外は、いつもと変わらない落ち着きとちょっとした軽みがあり、こちらの方がお見舞いの楽しさをいただいた気分です。病院も明るく、看護師さんのレベルも高く、居心地のよい環境に恵まれたとは喜ばしく思いました。近くへ行った際は、また、立ち寄らせてください。ブログも含め、ぜひ、貴君の書き物を読みたく思います。では、また。
投稿: オガサ | 2006年3月16日 (木) 00時18分
またまたホットニュースです。
千葉大学の医療スタッフが、内視鏡による食道ガンの遺伝子治療で画期的な成果を収めたそうです。本日専門誌「CANCER SCIENCE」に発表されるそうです。
ご報告まで
投稿: kawaida(gg) | 2006年3月16日 (木) 10時06分
オガサさん、どうもありがとう。まあ、ぼちぼちやっていきます。
投稿: みゅう | 2006年3月17日 (金) 14時29分
kawaidaさん、いつも情報ありがとう。ネットで調べてみます。
投稿: みゅう | 2006年3月17日 (金) 14時30分